4/26に大月・セーメーバンへ行ってきました！今回の目的は、ズバリ「読図」です。紙地図とコンパスを手に、自分の力でルートを見つけ、自然をより深く楽しむための第一歩を踏み出しました。

↓このツアーはこちらからご覧ください↓
https://www.yamakara.com/course/1208/detail

読図とは、地図に書かれた情報を読み取り、現在地や目的地、ルートなどを把握する技術のことです。
登山において読図は、安全に登山を楽しむために非常に重要なスキルとなります。

最近は便利な登山アプリも登場しています。GPS機能を使って現在地を把握したり、事前にルートをダウンロードしておけば、道に迷う心配も少なくなります。
ただし、アプリだけに頼らず、地図とコンパスを使った読図のスキルも身につけておくことが大切です。

読図の基本となるのは、紙の地図とコンパスです。

・地図
地形図には、等高線や記号を使って山の形状や道の情報が詳細に描かれています。
書店で購入する2万5千分の1地形図や山と高原地図、ウェブでは国土地理院などでダウンロードが可能です。

・コンパス
地図上の方向と実際の方向を照らし合わせるために使用します。
登山用のコンパスは透明のプレートや磁北線を合わせるためのダイヤル、行き先を示す矢印があります。

セーメーバンは、山梨県大月市にある標高1,006mの山です。
安倍晴明が関連しているとの伝説があるとされる謎の山（諸説有り！笑）でもあります。

今回のルートは、奈良子入口バス停から登山道が整備されておらず、ルート探しが必要なマイナーなルートとなっています。
そのため、ルートが不明瞭な箇所や急登があり、より読図の大切さが理解できる行程となっています。

読図ができるようになると、登山はさらに楽しくなります。

・自分の力でルートを見つける達成感
地図を読み解き、自分の力で目的地にたどり着いた時の達成感は格別です。

・新たな発見
地図をじっくり見ることで、今まで気づかなかった山の特徴や景色を発見できます。

・より深い自然体験
読図のスキルを身につけることで、地図に書かれた情報と実際の景色を結びつけながら、より深く自然を体験できます。

ルート上に高ノ丸山頂の看板がありますが、、、

三角点は山頂から南東に50メートルほど降りたところにありました！

ルート上にはいくつかの分岐点がありましたが、地点や行く方角が変化するごとに地図とコンパスを使って正しい方向を見つけていきました。

今回の講習では、地図とコンパスを使って現在地を特定し、ルートを確認する練習を繰り返し行いました。

また、お客様に順番に先頭を歩いてもらい地図を見ながらルートを案内してもらう時間もありました。（湯山ガイドがすぐその後ろを歩いてくれているので安心です。）

最初はコンパスの正しい使い方や等高線の読み取りに苦労しましたが、湯山ガイドに丁寧に教えていただき、徐々に理解を深めることができました。

稚児落としから稜線へ出ると、、、
みなさんが見ている先には大迫力の岩壁の絶景が！！！！

読図講習を通して、地図とコンパスを使った読図の楽しさと重要性を改めて認識できたのではないでしょうか。

これから登山では便利なアプリだけに頼るのではなく、地図を読むスキルをさらに磨き、より安全で楽しい登山に挑戦していきましょう！！

道中は向かいの山や頭上に藤の花が多く咲いていました！
淡い藤色と新緑とっても癒されました❁♪

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