
薩摩の名峰3座を巡る 火山が織りなす圧倒的絶景を歩こう!
薩摩の名峰3座を巡る 火山が織りなす圧倒的絶景を歩こう!
こんにちは!ヤマカラ東海の高橋あおいです。
今回は、2026年5月下旬に3日間の日程で駆け抜けた、大人気ツアー「薩摩の名峰3座を登ろう! 韓国岳・開聞岳・高千穂峰」の感動の熱量をそのままに、それぞれの山の特色を余すことなくお伝えします。これから九州の山登りを検討されている方はぜひぜひご一読ください◎
はじめにー活火山の聖地で地球の息吹を感じよう!
日本は世界でも有数の火山大国で、世界の活火山のうち7%を占める111もの活火山が分布しています。 さらに、日本全国にある活火山のうち、九州には約17の活火山が存在しており、日本全体の約2割を占める世界有数の火山密集地帯となっています🌋
なかでも、九州・薩摩地方は地球の息吹をダイレクトに感じる「火山の聖地」とも言えます。今回のツアーで巡った韓国岳・開聞岳・高千穂峰はそれぞれ全く異なる強烈な個性と美しさを持つ、薩摩を代表する名峰です。標高や地形、目の前に広がる景色も三者三様。歩いた人だけが味わえる、その「山の面白さ」に迫ってみましょう👀
【韓国岳】霧島連山の最高峰!ダイナミックに開いた巨大な爆裂火口
霧島山の主峰であり、最高峰に君臨するのが標高1,700mの「韓国岳(からくにだけ)」です。「その昔、山頂からはるか韓国(朝鮮半島)まで見渡せるほど高い山」ということからその名がついたと言われるほど、圧倒的な展望を誇ります。
★山の特徴と見どころ★
初夏の風物詩、ミヤマキリシマの群落
初夏の韓国岳を彩るのが、九州の火山帯にしか自生しない高山植物「ミヤマキリシマ」です。緑色の山肌が、まるで絨毯を広げたように鮮やかなピンク色に染まる光景は、この時期の登山者だけに許された特別なご褒美です。
度肝を抜かれる、直径900mの爆裂火口
登山道を登りつめ、山頂に立った瞬間に目に飛び込んでくるのが、度肝を抜かれるほど巨大な円形の火口です。直径約900m、深さ約300mという、縦にすっぱりと切り落ちた大穴は、まさに地球が生きている証拠です。
登山の面白さ
スタート地点のえびの高原(標高1,190m)からは、初心者の方でも比較的歩きやすいルートが整備されています。 序盤の豊かな自然林から、高度を上げるにつれて少しずつ高い樹木が消え、火山特有の荒々しい岩の世界へと景色が移り変わっていく「垂直分布」を肌で感じられるのが魅力です。
山頂からは、生きている火山ならではの白い噴気を上げる新燃岳(しんもえだけ)や、その向こうに連なる高千穂峰の美しいシルエットが一望できます。眼下に見下ろすコバルトブルーの「大浪池(おおなみのいけ)」の美しさも合わさり、霧島山一帯の雄大さをワンフレームで味わえる、贅沢極まりない名峰です。
【開聞岳】東シナ海にそびえ立つ、完璧な美しき一対の「薩摩富士」
鹿児島県の薩摩半島最南端。海に突き出た岬に、ぽつんと美しくそびえ立つのが、日本百名山の一つ「開聞岳(かいもんだけ、標高924m)」です。その完璧な円錐形の美しさから、古くから「薩摩富士」と称され、地域のシンボルとして愛されてきました。
★山の特徴と見どころ★
海から立ち上がる、完全な独立峰
山脈の一部ではなく、海の間近から一気に924mを立ち上げる独立峰であるため、山頂からの遮るものが何もない「360度の大パノラマ」は国内でもトップクラスです。
螺旋(らせん)状に登る、日本でも珍しい登山道
開聞岳の最大の特徴は、その登山道の構造にあります。山の周囲を時計回りに「ぐるぐると螺旋状に渦を巻くように」登っていくのです。
登山の面白さ
標高自体は1,000m未満ですが、海抜に近い麓から登り始めるため、実質的な標高差をしっかり歩く、非常に登りごたえのある山です。
南国特有のジャングル地帯
登山道の前半は、ヘゴシダなどのシダ植物や、南国特有の濃い緑が鬱蒼と茂る樹林帯を歩きます。風が遮られ、まるで天然のサウナに入っているかのような、熱帯の森を冒険するワクワク感が味わえます。
岩場と大海原のコントラスト
5合目を過ぎると、一気に火山特有のゴツゴツとした巨大な岩場へと変化します。ストックをしまい、手足を使ってよじ登るスリリングなセクションです。螺旋状に登っていくため、歩みを進めるごとに「さっきまで見えていた陸地」が消え、代わりに「どこまでも続く東シナ海の青い水平線」が現れます。天気が良ければ、海の向こうに屋久島の島影を望むことも。自分の足で一回転しながら海と山を同時に楽しむ、開聞岳でしかできない唯一無二の登山体験が待っています。
【高千穂峰】神話の息吹が息づく、火山礫の霊峰
霧島連山の東端に位置する「高千穂峰(たかちほのみね、標高1,574m)」。
天照大御神の孫であるニニギノミコトが降臨したという「天孫降臨(てんそんこうりん)」の神話の舞台です。山全体が聖域として畏怖されてきた、圧倒的な存在感を放つ霊峰です。
★山の特徴と見どころ★
山頂に突き刺さる「天の逆鉾(あまのさかほこ)」
高千穂峰の象徴といえば、山頂に鎮座する青銅製の「天の逆鉾」です。
神が国を治めるために突き立てたという伝説が残り、あの坂本龍馬が新婚旅行でこの山に登り、面白がって引き抜いたというエピソードでも有名です。
真っ赤なスコリア(火山礫)に覆われた異世界感
緑豊かな韓国岳とは対照的に、高千穂峰の山肌は赤茶けた火山灰やザクザクとした火山礫に覆われており、まるで別の惑星に降り立ったかのような荒涼とした、しかし神々しい景色が広がっています。
登山の面白さ
高千穂河原からスタートするルートは、序盤こそ石畳の美しい森を歩きますが、一歩森林限界を抜けると、遮るもののない大傾斜の「ザレ場」が立ちはだかります。一歩進むと半歩滑り落ちるような、ザクザクとした足元に体力を奪われますが、ここを登りきった時の達成感はひとしお。 急斜面の先には、かつての噴火口である巨大な「御鉢(おはち)」が現れます。この御鉢の縁(馬の背)は、両側がスパッと切れ落ちたナイフリッジの尾根道になっており、まるで空の上を歩いているかのようなスリリングでダイナミックな稜線歩きが楽しめます。
御鉢を渡りきり、登りつめた山頂からは、天の逆鉾越しに、これまで登ってきた韓国岳や、遠く桜島、開聞岳までを見渡す大パノラマが広がります。日本の歴史と地球のダイナミズムを同時に五感で感じることができます。
一度の山旅で、3つの感動を!
ダイナミックな火口を持つ、圧倒的スケールの韓国岳。 海を見下ろし、螺旋を描いて登る完璧な造形美の開聞岳。 神話の面影を残す、荒々しくも神々しい赤き霊峰・高千穂峰。わずか3日間のなかに、これほどまでに表情の違う「火山の美しさ」を凝縮して体験できるルートは、日本全国を探してもそうありません。 それぞれの山を下りた後には、極上の天然温泉と、美味しい薩摩の山の幸・海の幸が体を癒してくれます。
次のシーズン、ぜひ私たちと一緒に、この感動の頂を踏みしめに行きませんか?皆様の挑戦を、心よりお待ちしております!
おまけ 薩摩旅をもっと堪能!
夜の天文館で、鹿児島グルメを味わい尽くそう!
私たちヤマカラの「薩摩の名峰3座を登ろう! 韓国岳・開聞岳・高千穂峰」ツアーでは、鹿児島市の中心地・天文館のホテルに宿泊します。チェックイン後はフリータイムとなるため、夕食は各自お好きなものを召し上がっていただけます!
天文館は九州屈指の繁華街。ツアー参加者の皆さまはそれぞれお目当てのお店へ。黒豚のしゃぶしゃぶやきびなごのお刺身、新鮮な鳥刺し、天文館むじゃきのしろくまアイス、そして鹿児島ラーメンの名店「小金太」には、夜遅くまで大行列ができていました。「鹿児島のご飯、美味しすぎてお酒が進んじゃう!」と、ツアー参加者の皆さまは初日から薩摩の夜を満喫されたようです。
山旅のあとは温泉に癒されよう!
九州の温泉は、活発な火山活動により源泉数・湧出量が全国トップクラスを誇り、「世界にある泉質の大部分が存在する」と言われるほどバリエーションが豊かなのが特徴です。 春のツアーでは浦島太郎の伝説が残る「指宿温泉」と硫黄成分を多く含む 「霧島温泉」に立ち寄りました。
日本神話の舞台 「霧島神宮」で歴史旅
ツアーでは高千穂峰を下山後に「霧島神宮」へ。霧島神宮は、日本神話の舞台「天孫降臨」の地として知られる格式高い神社です。朱塗りの社殿は国宝に指定されており、大自然に囲まれた神秘的な雰囲気と歴史ロマン を堪能できます。
また、山好きのかたにお立ち寄りいただきたいのが、霧島神宮の本殿裏手の旧参道にある「山神社(やまじんじゃ)」です。これからの安全登山を祈願しつつ、次なる目標の山へ思いを馳せます。
ヤマカラの九州・登山ツアー🌋
【韓国岳・開聞岳・高千穂峰ツアー】
■薩摩の名峰3座を登ろう! 韓国岳・開聞岳・高千穂峰
【九州各地の名峰を登るツアー!】
■長崎観光とミヤマキリシマを楽しもう! 軍艦島上陸と雲仙普賢岳 2日間
■ミヤマキリシマ咲く九州・日本百名山3座へ 阿蘇山・祖母山・九重山 3日間
■ミヤマキリシマの時季に 九重連山(大船山・平治岳・中岳・久住山) 3日間
■他にも多数ツアーをご用意しています
Yamakaraツアーは全コース登山装備の無料レンタル付き!
初心者の方も気軽にご参加いただけます。詳しくは弊社ホームページをご覧ください!
→Yamakara ホームページ
この記事をシェアする
この記事を読んだ人が過去に見た記事
-

大切なお知らせ
2021年12月14日(火)【レンタル装備品】ご登録手順
やまどうぐレンタル付きツアー「Yamakara」をご利用いただき、ありがとうございます。レンタルフォームからの、装備の登録・変更手順についてご説明させていただきます。【注意事項】★ツ...
-

大切なお知らせ
2021年12月13日(月)【Yamakara通信1213】寒波到来!
今日は寒かったですね。北日本は発達した低気圧の影響で今シーズン最強の寒波でお天気は大荒れとの事。雪が降ってくれるのはいいですが、吹雪とかはちょっと。。。明日からも冷えるようですので山...
-

大切なお知らせ
2022年1月1日(土)【Yamakara通信0101】新年号明けましておめでとうございます
2022年が始まりました。昨年はYamakaraツアーにご参加いただきありがとうございました。今年も色々とツアーを企画し、皆様のご参加をお待ちしております。引き続きYamakaraを...
-

大切なお知らせ
2021年12月28日(火)【Yamakara通信1227】寒波にも負けず山へGo
今年一番の大寒波、この言葉2回ほど聞いているような気がしますが・・・17時を過ぎるとキ~ンと寒くなり、体が固まってしまいそうになります。そんな時こそ体を動かしてぽかぽかにしないとだめ...
-

大切なお知らせ
2021年12月20日(月)【Yamakara通信1220】師走は忙しい
週末は寒波の影響で縄文杉ルートにも雪がつもりました。屋久島でも冬本番といった感じです。年末にも寒波が来るようで雪が深まる地域も多そうですね。今週のメルマガはnewツアーや屋久島ツアー...
-

大切なお知らせ
2022年1月17日(月)【Yamakara通信0117】鬼火焚き
年明けから半月。少しずつですが、陽も長くなってきましたね。とは言えまだまだ冬本番。しばらく寒い日も続きます。コロナウイルスの感染拡大のニュースも気になる状況ですが、体調管理と感染対策...
-

大切なお知らせ
2022年1月10日(月)【Yamakara通信0110】寒波ふたたび
年が明けても寒い日が続いております。今日は比較的暖かかったですが、また明日から寒波が来るようです。先週のように関東地方も雪が!?なんて予報もチラホラでています。山に行くときもそうでな...
-

大切なお知らせ
2019年10月23日(水)【経】ツアーについて
こんにちは。Yamakaraの山田です。
今回は、新たに登場した、【経】のついている、つまり、経験者のみのツアーについて説明します。
まず、この【経】のついているツアーは雪山のみ... -

大切なお知らせ
2021年10月20日(水)ツアー代金のご入金について
今までツアーにお申し込みをいただきますと、お申込案内のメールをもって受付完了、
ご入金をもって予約完了となりますとご案内させていただいておりました。
しかしお申込後、そのままご連... -

大切なお知らせ
2022年1月24日(月)【Yamakara通信0124】雪の芸術作品を見つけに行きませんか
2022年もあっという間に1か月が過ぎてしまいました。今年もコロナに振り回される1年が始まり、「まん延防止措置」適用を政府に要請と言うニュースばかり目にする日々が続いていますが、コロ...














