
キリマンジャロの現地スタッフ達
キリマンジャロの現地スタッフ達
2025年11月から毎月通い続けたキリマンジャロ。
この2月の回を終えると、次回まで半年近く間が空くので、キリマンジャロの現地ファミリー(スタッフ)たちともしばらくのお別れ。
今回は雨の多いキリマンジャロ登山でした。
山頂アタックの日以外は、すべての日で降られ、山頂付近にはうっすら雪が積もり、足元もいつもより滑りやすい状況でした。
そんな中でも、17名中16名のお客様が登頂。
標高が上がるほど空気は薄くなり、息は苦しくなる一方です。それでも山頂へ一歩ずつ進むお客様の姿には、何度見ても込み上げるものがあります。
この登頂を支えてくれたのが、現地のスタッフたちです。
今回はしばらく会えなくなると思うと少し寂しくなったので、私の大好きな彼らを紹介しようと思います!
〈チームの役割〉
•ガイド:お客様2名に約1名がつきます(今回はお客様17名に10名)。初日から下山まで支えてくれて、本領を発揮するのはアタック日です。
•コック:毎食が楽しみになるほどの腕の持ち主たち。
•ウェイター:身の回りの世話をしてくれる、キャンプ地のお母さん的存在。
•ポーター:私たちの荷物を運んでくれる縁の下の力持ち(今回は17名に38名)。
【大ボス アーロン】
全スタッフを束ねる、ヤマカラの総責任者です。彼のことは私が語るよりも断然こちらを読んだほうがおススメです!
👉 https://yamakara-aron.com/ja-jp/pages/our-team
私が「この人は本当に大ボスだ」と実感したのは、昨年末の大混雑のホロンボハット(キャンプ地)でした。ホロンボハットに別の隊が急きょ下山してきて、キャンプ地全体で部屋が足りなくなってしまい、「あなたたちの部屋の床に寝かせてもらえないか」と頼まれました。
力になりたい気持ちはあります。ですがそこまで部屋は広くなく、こちらのお客様はこれから登頂を控えています。お客様を守るためにも、快適さは譲れません。ガイドを通して交渉しても平行線で埒が明かず、困り果てていました。
そこへアーロンが現れた瞬間、流れと空気が一変。私たちの部屋は守られ、下山してきた人たちは、現地スタッフ用の小屋を特別に開けてもらって無事に休めたのです。形勢が一気に逆転する様子を目の当たりにして、彼が積み上げてきた信頼の大きさを、肌で感じた出来事でした。
【ガイド】
•オルソン:ベテランガイド。細身でサングラスをするとよりかっこいい。
•エリー:大好きな、私の一番の相棒。聡明で、誰よりもよく働きます。
•リチャード:ベテランで、凄みのある存在感。活躍の幅も広く、隣の国、ケニア山などでも活躍。
•ロビン:若手有望株のイケメンガイド。のりたまとジョークが大好きです。
•トニー:ヤマカラのキリマンジャロチームを仕切るアーロンの末っ子。ウフルピーク登頂後は少し調子に乗り気味ですが、憎めない人懐っこさがあります。
•デービス:キリマンジャロの氷河でアイスクライミングをした経験の持ち主。
•エミリー:背が高く寡黙。よくスワヒリ語を教えてくれます。
•モーゼス::寡黙なのに、なぜか毎回お客様に大人気。同じガイドとして、ちょっと羨ましいポジションです。
•マルケ:大きな体で安心感のかたまり。毎回アサインされる信頼の厚いガイドです。
•ダンフォード:63歳のおじいちゃんガイド。しっかりお客様を支えながら、山頂まで導きます。
彼らなしでは、誰も登れません。英語が堪能な人も多く、積み重ねた努力が伝わってきます。下山中はいつも「お客さんはハッピーか?改善するところはあるか?お客さんがハッピーなら、俺たちもハッピーだ」と話しています。
アタックの後、エリーにふと「疲れてないの?」と聞いたことがあります。彼の答えは、こうでした。
「少しね。でも疲れた様子を見せるとお客さんは不安になる。それを見せないのがプロだから。かりんもガイドだから同じでしょ?」
胸が熱くなりました。誇りを持って働く彼の姿に、同じガイドとして深く共感しました。
【コック】
•モーゼス:ずっとヤマカラのコックを務めてくれています。プライベートでキリマンジャロの隣の山、メルー山に登った時も、彼を指名したほどの腕前。比較的たくさん食べる私にとって欠かせない存在です。
•ハバト:モーゼスの味を受け継ぐ、頼もしい後継者。包丁の使い方を教えてくれました(笑)
「アフリカのご飯って、口に合うかな…」と心配される方も多いと思います。長い山行では、食事がとても大切です。でも大丈夫。うちのコックたちは本当に優秀で、毎食が楽しみになります。
【ウェイター】
•ゴディ:私が「タンザニアのママ」と呼ぶ人。いつもいい匂いがします。「日本からたくさんのお客さんが来てくれるおかげで、子どもをダルエスサラームの学校に通わせられた」と話してくれて、思わず涙しました。
•ブルーノ:ゴディの弟子的存在で、将来有望です。普段は静かなのに、下山後のセレモニーでは誰より激しく踊るギャップに驚かされます。
朝は、彼らがコーヒーと紅茶を持って起こしてくれるところから始まります。続いて洗面器のお湯(ウォッシュウォッシュ)が届き、朝食会場ではもう席が整っています。キャンプ地に着けば再びお湯を運び、ティータイムの準備をして待っていてくれます。困ったことは何でも相談できる、心強い存在です。
ガイドが戦友なら、彼らはママのような存在。癒しであり、安心の源です。
今年の9月には、テーブルクロスにYAMAKARAの刺繍まで施してくれていました!
【ポーター】
多くのポーターが、キャンプ地から次のキャンプ地へと荷物を運んでくれます。いくつもの荷物を抱えて、私たちをあっという間に追い抜いていくタフさには、毎回驚かされます。頭に荷物を乗せて歩く人もいます。ポーターの中には、アーロンのようにガイドを目指す「卵」たちもいます。
こうして多くの現地スタッフが、ヤマカラのツアーを支えています。キリマンジャロを訪れたお客様は、全員陽気で温かい彼らのホスピタリティに感動されています。
キリマンジャロの魅力のうちの大きな一つです。
大好きな彼らに、ぜひ会いに来てください!
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